眼鏡専門店「JINS」を展開するジェイアイエヌが発表した2013年9~11月期の連結決算は、純利益が7000万円と前年同期比91%減ったそうです。
急成長のけん引役だったパソコン用など機能性眼鏡の需要が一巡し、既存店の売上高が減ったことや、円安による仕入れコストや出店費用の増加も重荷となったようです。
既存店売上高は18%減と大幅なマイナスでしたが、年間出店計画の4割にあたる26店舗を前倒しで出店し、売上高は5%増の81億円と全体で増収は確保したそうです。
しかし、円安によって仕入れコストが膨らんだほか、新規出店に伴い人件費も増えて採算が悪化し、営業利益は82%減の2億4900万円にとどまったそうです。
2013年11~12月の全店売上高は2カ月連続で前年同月実績を割り込み、12月単月の既存店売上高は26%減と、販売回復の兆しは見えにくいようです。
足元の既存店売上高は2013年9月~2014年2月期(上期)の計画(前年同期比15%減)を下回っているそうです。
それでもJINは2014年8月期に純利益を前期比14%増の39億円とする通期予想を据え置いたそうです。
2014年に入ってからは出店が一巡し「販管費は抑えられる」と説明しており、主力の軽量眼鏡「エア・フレーム」を刷新するほか、中高年向けの商品を充実させるなどして客単価を引き上げるようです。
また、目の乾燥を防ぐ商品や花粉をカットする眼鏡などパソコン用以外の機能性メガネの販売を増やす計画だそうです。
メガネ業界は厳しいですね。
これで業績予想は本当に達成できるんでしょうかね。
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