自民や民主などバラマキ政党に政権を取らせる限り、バラマキと増税が繰り返される無限地獄が続く。 近年の景気回復での税収増も借金返済でなくバラマキに使われている。
消費税は早晩20%に達するでしょう。
この増税は社会保障のためではない。
社会保障よりもそれ以外の支出の伸びが著しいのが、その何よりの証拠。
(参照@増税は必要!でも放漫財政は放置、、財政危機ってホント?)
このことは何を意味するか?
利権は増大し、財政は悪化し(図1)、地方景気対策・農業振興等の名目で利権が維持されるため、年金・福祉は相対的に縮小して、税率が上がり続けることを意味する。
バラマキ増大&増税により、政府への資金の出入りがともに増えるので、政府経由の資金循環、公的経済が肥大化することも意味する(図2)。
(市場原理が働かないゆえ非効率にならざるを得ない)公的経済の肥大化=社会主義化により、経済成長が低迷することも意味する(図3)。
これにより、利権の受益者以外の国民(地方の一部有権者や農業などの利権業界以外の国民)は大きく割りを食う。
利権の受益者も経済成長低迷により、本来得られるべき利益を得そこなうことになる(アホゆえそれに気が付かない)。 利権益+経済成長益のトータル利益は伸び悩みことになる
(参照@★利権・福祉バラマキによる利益は、経済成長による利益に負ける)
バラマキ抑制政党に政権を変えない限り、一般国民は、年金縮小、増税、(経済成長低迷による)仕事と投資の所得の伸び悩みの三重苦でライフプランを建てざるを得なくなる。
、、、でも、景気対策にバラマキは必要でないか?
否!
景気の調整=景気低迷からの復帰&景気過熱の抑制は、通貨供給量の調整だけで可能です。
ここ20年、リーマンショック、ITバブル崩壊のときも含め日本以外の先進国は皆、そうしてきました(中央政府の財政出動はあっても、地方政府の財政緊縮と相殺)。
日本だけがバラマキ病、景気対策という名の利権病、福祉拡大名目の利権病(いらぬ福祉、バラマキ福祉の増大)、、、つまりは役所肥大化病にかかり続けているわけです。
(補足) 農業を特に上げたのは、この業界だけが、政権が変われどバラマキが増え続けているからです。 同じく利権業界とみられている建設、医療でもこんなことはない。
ここ15年、農業サイドもマスコミを使ったイメージ戦術(要するにマスコミに金をながしまくってる、、韓流同様)を強化してるので、一般国民は気がつかないが、農業への資金蓄積は農林中金等の金融市場における存在感アップ、右肩上がり振りを見れば明らか。
資金蓄積、金満化があってもその割に国際競争力(成長率)が上がらないのもバラマキ業界の常である。
(補足) 安倍政権の現在の金融政策=通貨供給量適正化政策は正しい。 日銀の通貨供給量(発行量)を適正化させることをバラマキと混同してはいけない。 バラマキとは政府が増税やら国債やらで国民資金を吸い上げ、それを恣意的に不公正にギブ&テイクを守らずに、特定の業界、人々に流すことである。