大手企業の今冬のボーナスが2年ぶりに増加に転じたそうです。
経団連が26日発表した最終集計によると、調査に応じた159社の組合員1人あたりの平均妥結額は、前年冬より3.47%多い80万6007円ですが、増額は一部の業界に偏り、格差が際立つ結果になったようです。
製造業(131社)は5.34%増の81万327円で、業績が急回復した自動車(19社)が11.81%増の89万8838円と突出しており、輸出の多い製造業でも電機(8社)は1.18%減と前年を下回ったそうです。
一方、国内比率が高い食品(10社)は9.90%減と大きく落ち込んだそうです。
非製造業(28社)は2.43%減の79万118円で3年連続で前年を下回ったそうです。
安倍政権はアベノミクスで業績回復が進んだ企業に賃上げを要請していますが、出足は好調とは言えないようです。
経団連は集計結果について、「ボーナスは企業業績を反映している。アベノミクスで円安が進んだ影響で業績が悪くなった企業もあり、足並みをそろえて賃上げできる状況ではない」(労働政策本部)と分析しているそうです。
私自身はそんなに変わらなかったです。