セブン&アイHDの鈴木会長が、昨年度約1千億円だったインターネット通販の取扱高を、5年以内に1兆円に増やす考えを明らかにしたそうです。
最寄りのセブン―イレブンで受け取れる商品を大幅に増やし、ネット専業の楽天やヤフーに対抗するようです。
セブン&アイは今後、百貨店や専門店などグループ企業の商品をネットで注文し、国内に約1万6千店ある「セブン―イレブン」で受け取れる仕組みを整えるそうです。
帰宅が遅い人やひとり暮らしの女性の利用が増えると見ており、「(ネット通販の取扱高は)1兆円単位を想定している」そうです。
ネット通販には各社が取り組むが、セブンの強みは「ネットと実際の店舗との融合」であり、鈴木会長は「これだけのリアル店舗とネットの両方を持つのは、日本ではセブンだけ」と優位性を強調したそうです。
セブン&アイの総売上高は約8兆5千億円(2012年度)で、受け取り拠点の役割も担うセブン―イレブンについては、「来年は(過去最高の)年間1600店を出し、翌年はさらに増やす」と出店を加速する考えも示したそうです。
けっこう強気ですね。
5年後が楽しみです。
3382:3,760円、 4755:1,496円、 4689:566円