南太平洋の島国サモアを拠点とするサモア航空が世界で初導入した、体重に応じたユニークな運賃制度が話題を呼んでいるようです。
昨年11月に小型機に導入後、「太った人を差別する」との批判もあったようですが、「明朗会計」に対する乗客の反応は上々で、同航空はより大型の機体にも、太った人のための広い座席を用意する方針だそうです。
サモアは世界でも肥満率の高い国として知られており、サモア航空は、燃料費など運航コストは重さに比例するため、乗客と荷物の総重量に応じて課金する方が公平だとして、新運賃制度を導入したそうです。
予約時に、行き先のほか乗客の体重と荷物の推定重量を自己申告し、これを基に運賃が計算されるそうです。
同航空によると、重量を正確に把握することで飛行機の輸送能力を最大限活用でき、効率的とのことです。
ラングトンCEOは13日までに豪ABC放送に対し、「120キロ未満の人なら(通常の運賃制より)チケット代が安くなる」と胸を張ったそうです。
「より大型の飛行機にも適用可能か、世界中で盛んに議論されている」とも語り、体重に応じた運賃制への支持が広がっているとの自信を示したそうです。
自己申告だと、みんな少なめに申告しないんでしょうかね。
日本にはたぶん導入されないんでしょうね。