ＪＲ旅客６社は、来年４月の消費税率８％への引き上げに伴う運賃改定を国土交通省に認可申請し、ＪＲ東日本は、ＩＣ乗車券では１円刻みで増税分を転嫁する一方、券売機で購入する切符は10円単位とする「二重運賃」を採用するそうです。
ＪＲ西日本など他の５社はＩＣ乗車券の普及率がまだ低いため、１円単位の転嫁を見送ったそうです。
平均改定率はＪＲ北海道が2.856％、他は2.857％で来年４月１日付で実施するそうです。
ＪＲの運賃改定は、消費税率が５％に引き上げられた1997年４月以来とのことです。
ＪＲ東日本は、券売機で購入する紙の切符は従来通り10円単位とし、税抜き運賃に８％を上乗せするそうです。
10円未満は四捨五入が基本ですが、山手線を含む首都圏の「電車特定区間」内のみ10円未満を切り上げ、ＩＣ乗車券の方が同額か安くなるそうです。
他地域は切符が安くなるケースもあり、各駅の掲示できめ細かく案内するそうです。
ＪＲ東日本の初乗り運賃は、切符がすべての管内で140円となり、ＩＣ乗車券は電車特定区間で133円、他の地域で144円となるそうです。
首都圏では、東京メトロや東京急行電鉄など私鉄もＩＣ乗車券は１円刻みの運賃を検討中で、都営地下鉄も同様ですが、システム改修に時間がかかるため実施時期は来年６月１日になるそうです。
ややこしそうですね。
私ならたぶん多少安かろうが高かろうが、ＩＣ乗車券を使うと思いますが、みなさんはどうなんでしょうね。
9020：8,170円、 9021：4,415円
