例によって素人の独り言です。
日記のタイトルは大袈裟ですが、要するに目標管理と同じ意味だとご理解下さい。
つまり株式投資の場合、年間目標の立案に始まり年度末決算に至るまでの過程で
以下の2点が重要になると思います。(売買のマイ・ルールは事前に作っておくことが前提です)
◇期間目標の細分化(目標を一日または週間、月間、前期・後期などに細分化する)
◇施策の具体化(投資対象・資金配分・投資期間・利益目標・売買ルールなど)
<株式投資の目標管理手順>
①年間の利益目標を決める(目標は達成可能な金額にすべきで常識的な範囲は+30%以内)
②年間目標を月単位、週単位に細分化する(デイトレーダーさんは日単位)
③投資する銘柄、投資金額、投資期間、目標利益、損切りラインなどを決める
④検証過程で専業トレーダーさんは毎日、兼業トレーダーさんも短期やスイングは毎日orせめて隔日
中長期投資でも週一程度の検証が必要(必要に応じて銘柄・投資額・投資期間などを変更)
因みに損切りラインを割れば売り、利確ラインを上回った場合は株価の上昇パワーを見極めた上で
利確ラインを上方修正するか、一部利確して様子を見る(修正ラインに届きそうになければ売り)
また損切りラインまで下げなくても出来高が減少し株価が数週間動かない場合は
機会損失(逸失利益)と見なし損切りまたは同値撤退も止むを得ない
⑤専業トレーダーさんは週単位、兼業トレーダーさんは月単位で仮決算を行う
また企業決算の様な四半期ごとの決算も考慮
⑥年度末に決算を行い黒字の場合は自ら報酬を受け取るか次年度の投資資金に組み入れる
株式投資に於いてもこの様な目標管理を行うのは当然ですが
その中で利益を得るための思考回路のポイントは「目標の細分化と具体化」だと思います。
少なくともどんぶり勘定で売買する人は赤字決算を覚悟した方がいいでしょう。
そこで「目標の細分化と具体化」の例として過去の日記にも書きましたが
「5年で100万円を1億円にする方法」をご紹介します。
この場合、目標は100万円の元手で毎月10%のキャピタルゲインを得ることです。
1年目は毎月100万円ずつ資金を投入し毎月10%の利益を上げます。
この結果得られる初年度利益は10万円×12ヶ月=120万円という単純な計算になります。
2年目は元金100万円+初年度利益120万円=220万円を毎月の投資資金にして
同様に10%ずつ利益を出します。
これを繰り返すと3年目の投資資金は月々4,840千円
4年目10,648千円、5年目23,416千円、そして6年目は51,508千円となり
5年10ヶ月で100万円が1億308万円になるという訳です。
普通に考えれば僅か6年足らずで資金を100倍にすることなど不可能なことですが
毎月10%の利益を得るという目標に置き換えてみれば何となく夢が実現しそうな気がしませんか?
これが「目標の細分化と具体化」の一例です。
無論それは単なる錯覚に過ぎないかも知れません。
しかし目標を出来るだけ細分化し具体化することで
達成困難な目標が少しは手の届く所まで近付いて来ると思います。
言い換えれば「諦め」が「小さな自信」となり目標の一部が成功すれば「自信」に繋がります。
つまり漠然とした目標は意味が無く、目標を明確にした上で
目標達成に向かうプロセスを評価出来る様にすることが大事だということです。
因みにこの様な思考法はポジティブ思考と合わせ日常生活にも大いに役立つと思います。
特に解決困難な悩みやスランプに陥った時に是非思い出してみて下さい。
<key word>
◇目標を明確にする
◇期間目標を出来るだけ細分化する
◇施策を出来るだけ具体化する
◇プロセスの評価が出来る仕組みを作る
◇思考回路を工夫して遠くにある目標を引き寄せる