ハム大手4社の2013年9月中間連結決算が出そろい、原料の高騰を受けて7月に値上げした日本ハム、伊藤ハムは増益となりましたが、9月に値上げした丸大食品と冷凍食品の自主回収が響いたプリマハムは減益だったそうです。
ただ、売上高は4社とも増収となったそうです。
最大手、日本ハムの最終利益は、食肉や加工食品が好調で前年同期比96.3%増の76億円となったそうです。
景気の回復傾向を受けて高価格帯のハムが中元商戦で売れ、売上高は10.0%増の5461億円だったそうです。
伊藤ハムは、テレビCMなどの販売促進策でハムの売り上げが伸び、最終利益が約2.9倍に増加したそうです。
千葉県船橋市の工場売却益も貢献したようです。
プリマハムは冷凍ロールキャベツの回収で、約7億円の特別損失を計上し減益となったそうです。
丸大食品は原料高による販売価格への転嫁が遅れ、利益を減らしたそうです。
値上げの時期により、明暗が分かれましたね。
2282:1,516円、 2284:419円、 2288:304円、 2281:208円