総務省が8月に発表した「家計調査」によると、今年4月から6月の1カ月あたりの教養娯楽費の支出は2万6,151円で、前年同期を3.1%上回り、3期連続で増加したそうです。
こうした堅調な支出の状況を受けて、レジャー関連企業の業績も好調のようです。
オリエンタルランドは、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの2013年度上半期(4月1日~9月30日)の入園者数が、過去最高だった前年度を15.9%上回る1,535万9,000人(210万9,000人の増加)に達したそうです。
東京ディズニーリゾート30周年を記念した新デイパレード「ハピネス・イズ・ヒア」や、新アトラクション「スター・ツアーズ ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」の導入など、集客策が功を奏して、業績の上方修正が期待できるかもしれません。
東宝は、7月20日に公開した宮崎駿監督の長編アニメ『風立ちぬ』がヒットしたことなどから、今期決算の連結売上高の予想を50億円上回る1,910億円に、連結純利益の予想を20億円上回る150億円に上方修正しました。
下期には11月23日から全国でロードショーが始まる『かぐや姫の物語』の公開が控えており、ヒットが続けばさらなる業績の向上に寄与するとみられているようです。
松竹も、今期の連結売上高の予想を15億7,000万円上回る911億円、連結純利益の予想を11億円上回る33億1,000万円に上方修正しました。
建て替えた歌舞伎座での公演が4月から始まり、連日の大入りになっていることも好調の要因となっているようです。
これもアベノミクスの効果でしょうか。
この傾向はまだまだ続くんでしょうかね。
4661:15,220円、 9602:2,066円、 9601:973円