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夢の「お告げ」を信じインド政府が金1000トンの発掘調査
インド政府は、ヒンズー教の賢者が見た夢の「お告げ」に従い、宮殿跡地に埋蔵されているという金1000トンの発掘に乗り出したようです。
政府機関の1つであるインド考古調査局は、同国北部ウッタル・プラデーシュ州の村に、考古学者のチームを派遣し、同州当局者によると、発掘作業は16日に開始する予定だそうです。
ヨガ行者のスワミ・ショーバン・サーカー氏は、19世紀の支配者が所有していた金の夢を見たと主張しており、その「秘宝」を掘り起こすよう「お告げ」を受けたとし、見つかったら経済危機からの回復のため政府に使って欲しいと話しているようです。
インド人は金好きで知られ、国民は1日平均2.3トンの金を購入しているそうです。
ただ、インド国内には金鉱山がほとんどなく、2013年3月末までの1年間の同国の金輸入額は540億ドルに上り、それが経常赤字拡大とルピー安の要因にもなっているようです。
ヨガ行者が夢で見たという金1000トンが本当に発見されれば、輸入1年分にほぼ匹敵する400億ドル相当となるそうです。
正夢になるといいですね。
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