ソフトバンクは、フィンランドのスマホ・タブレット向けゲーム大手「スーパーセル」を、約1515億円で買収するそうです。
スマホ向けゲームを展開する子会社ガンホー・オンライン・エンターテイメントと合わせてグループのコンテンツ力を高め、世界市場での成長を加速させる狙いのようです。
11月上旬までに株式の51%を取得する見通しだそうです。
スーパーセルは2010年にヘルシンキで設立し、敵と戦いながら村を作るゲーム「クラッシュ・オブ・クラン」、農業シミュレーションゲーム「ヘイ・デイ」が世界的にヒットし、今年8月までの7カ月間、米アップル社のアプリ販売サイト「アップストア」のゲーム部門の売上高で世界1位を記録したそうです。
2012年12月期の売上高は約100億円で、2013年はさらに伸びる見通しのようです。
ソフトバンクは、世界100カ国以上で事業展開するスーパーセルのマーケティング力や知名度を、さらなる成長の足がかりにしたいようです。
スーパーセルの取締役には、ソフトバンクの孫正義社長やガンホーの孫泰蔵会長らが就任する予定で、最高経営責任者(CEO)はスーパーセルの現CEOイルッカ・パーナネン氏が続けるようです。
買収にあたっては、ソフトバンクが8割、ガンホーが2割を出資した特別目的会社を設立するそうです。
ソフトバンクは攻めていますね。
9984:7,240円、 3765:70,900円