今日の東京市場はMSQを明日に控えながらも波乱なく終えました。
今週急騰した建設株は一向に人気が衰えることも無く、せいぜい僅かな調整に止まっており
改めて相場に力強さを感じます。
ただ今後は銘柄間の格差が広がって行くと思いますが
国策絡みの優良企業は既に高騰している銘柄であっても
2段ロケットに点火する日はそう遠くは無い様な気がします。
ところでこのころ度重なる公共料金の値上げやガソリン代の高止まりによって
個人の家計が圧迫され消費が低迷しています。
しかも東京五輪が決まったことで来年度の消費税増税(+3%)の可能性が高まっており
増税前の仮需発生と増税後の消費低迷を視野に入れた上で投資に臨みたいところです。
そこで投資家ならば当分の間国内の消費動向に関心を持つことが重要だと考え
今更ですが個人消費の動向を見極める主な材料となる指標と
それが確認出来るサイトを念の為に添付して置きます。
因みに、それぞれの指標は概ね毎月公表されますが
単一のデータだけで消費の動向を把握することは出来ませんから
それぞれのサイトで随時流れを確認することが大事だと思います。
<個人消費に関する主な経済指標>
①家計調査(総務省)
②商業販売統計(経済産業省)
③百貨店売上高統計(日本百貨店協会)
④チェーンストア販売統計(日本チェーンストア協会)
⑤新車販売台数(日本自動車販売協会連合会)
<個人消費が確認出来る主なサイト>
家計調査 http://www.stat.go.jp/data/kakei/
商業販売統計 http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/syoudou/result/sokuho_1.html
百貨店売上高統計 http://www.depart.or.jp/common_department_store_sale/list
チェーンストア販売統計 http://www.jcsa.gr.jp/figures/
コンビニエンスストア販売統計 http://www.jfa-fc.or.jp/particle/320.html
ショッピングセンター販売統計 http://www.jcsc.or.jp/data/report_selling/2013/201307.html
新車販売台数 http://www.jada.or.jp/contents/data/hanbai/index12.html