大塚製薬は、米カリフォルニア州に本社を置く製薬ベンチャー「アステックス・ファーマシューティカルズ」社を買収したそうです。
買収額は約900億円のようです。
アステックス社は、がんと中枢神経領域で、新薬のもととなる新規化合物の開発に定評があり、大塚製薬はこの領域を強化するとのことです。
大塚製薬は米子会社を通じ、現金による株式公開買い付けに加えて、さらに現金を支払って、アステックス社を買収することで同社と合意したそうです。
アステックス社は過去8年で9つの新規化合物を創出し、現在、臨床開発段階に移行しているそうです。
大塚製薬は中枢神経薬「エビリファイ」を持っており、この領域で両社の研究を組み合わせることで、新たな作用メカニズムを持つ医薬品の開発を視野に入れており、また、抗がん剤の開発体制も強化するそうです。
高い買い物にならないといいですね。
4578:2,950円