先日好決算を発表し4営業日で株価が2倍に跳ね上がった渋谷工業ですが
昨年10月に870円で2000株買って今年3月に根負けして860円で手仕舞った思い出があります。
とにかく需給が悪く半年間殆ど株価は微動だにしませんでしたが
何故そんな銘柄を買ったかといえば、再生医療の隠れ銘柄だと判断したためです。
関連情報 →
http://www.aist-renkeisensya.jp/innovation-online/pdf/icafe/120215/20120215_ICafe_03.pdf
また同社には仕手筋介入の噂があり、何時か陽の目を見るのではないかと
我慢に我慢を重ねましたが最後は痺れを切らせて売ってしまいました。
その後も監視銘柄に入れていましたが、相変わらず出来高は少なく株価も動かない状態が続き
何時の間にか忘れ掛けていました。
しかしここに来て突然急騰を始めたのですが、再生医療という見地からではなく
単に利益の上方修正(売り上げは下方修正)とういう理由でここまで上げるとは到底信じ難く
今になってあの仕手筋情報は本物だったに違いないと思う様になりました。
何故なら赤字垂れ流しの再生医療関連銘柄が何度も暴騰したというのに
有配企業である同社株が全く見向きもされなかったことがどうにも不思議で仕方ないからです。
つまり元々流動性が悪く極めて地味な銘柄だっただけに株価の頭を抑えるのは
いとも簡単だったのかも知れません。
因みに同社株の出来高は私が保有していた半年間を見ても一日平均10000株前後でしたから
仕手筋が介入していたとしても玉集めにはかなり時間を要したと思います。
そう考えなければ全く投資家の目に留まらなかった企業の株価が
単なる利益の上方修正でここまで暴騰するのはどうしても説明出来ないのです。
残念ながらこの話は単なるノンホル(モトホル)のグチに過ぎませんが
何処まで登りつめるのかという点では興味津々です。
もし1年がかりで玉集めをした仕手戦なら株価2倍くらいではペイしないと思うのですが・・・・・