日本の酒類メーカーがロシア市場で存在感を高めているようです。
アサヒビールの2013年のロシアのビール販売数量は前年比15%伸び、サントリー酒類もウイスキー販売が1.6倍に増える見通しだそうです。
日本の厳しい消費者に育てられた「日本の味」が、世界最多のアルコール飲酒量を誇るロシア国民に受け入れられつつあるようです。
アサヒの2012年のロシアでのビール販売数量は前年比12%増の32万ケース(1ケースは大瓶20本換算)で、2013年も36万ケースを予想しているそうです。
同社は1998年から主力のビール「スーパードライ」の輸出を始め、2008年からは、ロシアのビール最大手に委託して現地製造を始めたそうです。
キリンビールも2011年からロシアの委託工場を通じて「一番搾り」の製造販売を行っており、新鮮な状態のビールが受け入れられているそうです。
ロシアでウイスキーの販売を強化するサントリーは、「角瓶」「オールド」など6ブランドを輸出展開し、2012年の販売数量は前年比1.9倍の2万5000ケース(1ケースは9リットル)に急増したそうです。
日本では頭打ち状態でしょうから、ロシアでもっと伸びるといいですね。
2502:2,733円、 2503:1,622円