なぜか一番努力していない人達が一番損をするのを嫌がるという傾向がある。
あのイチローでも超一流の野球選手になるために、パワーという部分は相当捨てたと思う。
なのにイチローと比べて全く才能に乏しく、練習もしない人達が、スピードはそのままで、さらにそれにパワーを加えるのを求めるのというのは滑稽な話だ。
人並み以上にパワーを付けたのはいいが、そのために余分な筋肉が付いたおかげでその超一流のスピードの部分は消えてしまったという、最悪の結果になってしまっては元も子もない。
なぜか努力をしない人達ほど、絶対に損をしたくないと思い、万能を追い求めるというパラドックスというのはある意味面白い。
まぁこれを簡単に言えば、こういう人達は、自分の決断に対する覚悟ができていないということに尽きるんだろうけど。