JTBがまとめた今年の夏休みの旅行動向は、総旅行人数が前年同期比1.9%増の7884万人、総旅行消費額が同4.7%増の3兆3016億円と、比較可能な2000年以降で、ともに過去最高となったそうです。
JTBは安倍政権の経済政策アベノミクス効果で、「国内外とも総じて堅調」とみているようです。
内訳では国内旅行人数が前年同期比2.2%増の7624万人で過去最高だそうです。
経団連の調査によると、大企業の今年の夏のボーナス支給額は前年比7.37%増の約84万円と2年ぶりのプラスとなっており、その影響もあってJTBでは「祖父母、両親、孫の三世代旅行が増える」とシニア世代を中心とする需要の増加を見込むようです。
海外旅行人数は同5.8%減の260万人と、円高の追い風を受けた昨年ほどの勢いはなく、中国・韓国が低調なようですが、こうした近距離の海外旅行客が国内旅行にシフトしている傾向もあるようです。
一方、タイ、マレーシア、ベトナムなど東南アジア諸国やハワイの人気が高まっているそうです。
ここでもアベノミクス効果が及んでいるんですね。