明日参院選が公示されますが、過去の傾向として選挙前の株価は総じて高く
選挙後は下がる傾向がある様です。
こうした現象は特に解散総選挙時に顕著で
過去30年を振り返ると、解散後から選挙直前までの株価上昇率が90%であるのに対し
選挙後は逆に下落率65%と極めて対照的な結果になっています。
結局選挙前は有権者の期待が株価を押し上げ
選挙後にサプライズが無ければ元の鞘に納まるという単純な理由だと思いますが
今回の参院選も選挙前の株高を演出するアベノミクス支援部隊の影が見え隠れしており
取り敢えず選挙前まで大崩れはないと見る向きが多い様に感じます。
特に今回の選挙は衆参ねじれ国会が是正されるかどうが焦点なので
有権者の関心は比較的高いのではないかと思います。
従って自公が64議席以上獲得すれば選挙後の株価下落は阻止出来るかも知れません。
<参考:第23回参議院議員選挙の現議席数と非改選議席数>
(全議席数 242 改選議席数 121 非改選議席数 121)
*自公で64議席獲得すれば過半数(49+9+64=122議席)
自民 83 49
公明 19 9
民主 86 42
みんなの党 13 10
生活の党 8 2
共産党 6 3
みどりの風 4 0
社民連合 4 2
日本維新の会 3 1
新党改革 2 1
無所属 9 2
(欠員) 5 -