盲目的なヒューマニズムってのは事態をさらに混乱させる。
これは言っている本人達自身に当事者意識がないのが一番の原因だからだと思う。
以前、あるテレビ番組で、橋下さんの慰安婦の発言問題に関して、漫画家のやくみつるが言ってたことが印象的だったな。
「私はこの問題ではひたすら謝り続けます。許してくれなくてもひたすら申し訳ないと誤り続ける」みたいなニュアンスだったと思う。
僕はこの発言に何とも言えない不快感を感じた一方で、しばらくして冷静に考えてみると、これはこれで一つのやり方なんだろうなぁとも思った。まぁ逆に本当にこう思っているならある意味立派というか。
逆を言えば、橋下さんを今回非難した人達にはもちろんここまでの覚悟があるんだろうな?ってこと。いつか彼らが許してくれるとかそういう甘い幻想を持たずにね。
こういう部分で中途半端に覚悟もなくおかしなヒューマニズムに影響されて謝ったりするから、問題がさらにこじれる。こういう中途半端で覚悟もない自称正義の味方みたいなのが、一番始末に悪いんだよね。その代表が民主党とかあの鳩山だ。沖縄の県外発言でもたくさんの実務に関わる裏方を泣かせたらしい。今回の尖閣発言もそう。この人のやっていることは、世界平和を実現するって言ってるのに、両親にはひどい事を言ってる引きこもりの若者みたいなものだ。
僕は意味もなく中韓に誤り続けるなんてことは絶対にごめんだ。そんなことは絶対にごめんだから、向こうがおかしな事だと思えばおかしな事だと言い続ける。そしてそれを可能にするための具体的な対策を実行できる政治家を支持するようにしてる。
しかもこれは慰安婦に限らず、尖閣問題、極日旗、日本海、全て繋がってくるんだよね。根本は同じで、これらも退いたらどんどんエスカレートする。どんどん向こうの要求は高くなるだろう。その内、日の丸ですら、歴史的に見れば韓国人を侮辱してるからやめろとか言ってくるんじゃないのかな(苦笑)。いつかは彼らもわかってくれるって考えてる一部日本人は、ある意味一種の病気だと思うね。
http://topics.jp.msn.com/world/korea/article.aspx?articleid=1921930