今回の件で思うことは、実質的な利益と感情は違うということ。
でも意外とみんな実質的な利益だけを求めて生きているわけでもなく、人の行動ってのは、感情に依存する部分も大きい。
感情と論理(実質)のバランスってのが大事なんだろうね。
全てが論理的にってのこそが非論理的だということ。
その感情の部分はやっかいだけど、それをフォローするのが、ちょっとした気遣いなんだろうね。たとえそこに実質的な利益がないとしても。
ただ、誠実な対応を他人に取ると言う行為やこの気遣いって部分は、これが結構地味で面倒くさい。だから僕も含めてみんなそこをスルーしようとする。小物ほど利だけを得ようとする。しかも決定的にうっとうしいのは、自分が誠実な対応を取ったからと言って必ずそれが相手に理解されるということでもないというのがある。
ただ時が経って感情的になってた部分が消えて、心が落ち着いてきた時に、相手が誠実だったかどうかってのはわかる。
そしてそういう面倒くさいことを大事にしてる人は、やっぱりそこでまた見直されて、尊敬されるんだろうね。
結局人間関係というのは、そういう地味な面倒くさい積み重ねだと思いました。