富士通は、横浜市内のホテルで定時株主総会を開き、2013年3月期の期末配当や2014年3月期の中間配当の見送りを受け、株主から復配を求める声が相次いだそうです。
山本社長は「2014年3月期末に配当をしたいが、努力目標としたい」とするにとどめたそうです。
パナソニックと合意したシステムLSI事業の共同出資会社について肥塚副会長は「グローバルに競争力を持って成長発展できるか協議を重ねている」と述べたそうです。
三重工場の一部ライン売却などを含む半導体事業の構造改革の進捗に対しては「しばらく時間をいただきたい」と理解を求めたそうです。
株主総会には1939人が出席し、1947人が出席し過去最高だった2010年の総会に迫る人数だったそうです。
取締役と監査役の選任決議は賛成多数で可決したそうです。
一方、NECも東京都港区内のホテルで定時株主総会を開催し、過去最高となる2244人が出席したそうです。
成長に向けたNECの強みを問われた遠藤社長は「ネットワークとIT、コンピューターの会社だ」と述べ、情報通信技術を活用した社会インフラやサービス事業に注力することを示したそうです。
中国・聯想(レノボ)グループと事業統合を模索する携帯電話事業については「早い時期に方向感をつけたい」と述べたそうです。
「努力目標としたい」ということは、「2014年3月期末には配当できない」という意味でしょうかね。
6702:395円、 6752:719円、 6701:214円