東京都議会議員選挙を明日に控え、大方の予想は自公の勝利でほぼ纏まっている様ですが
勝って当たり前ということになれば、注目されるのは勝ち方だと思います。
都議会議員の定数は127議席ですが、現在の内訳を見ると
民主(43)、自民(39)、公明(23)、共産(8)、日本維新の会(3)
生活者ネットワーク(2)、みんなの党(1)、無所属(6)、欠員(2)となっており
計算上は自公が64議席以上獲得すれば過半数に達しますから問題は無いでしょう。
しかしメインイベントである参院選の前哨戦でもあるだけに
自公にとっては圧勝することが参院選勝利への大きな足掛かりであり
個人的には75議席がその当確ラインではないかと勝手な予測をしています。
もし自公が圧勝すれば週明けの株式市場にとっては追い風となり
NK225は次の節目である13500円を試す展開になるのではないでしょうか。
個人的には割安感の強いTopix銘柄(高利回り)やジャスダックの材料株をチェックしています。
例えば利回りは、9404日テレの6.22%が現在第一位ですが
core30銘柄の中でも9437NTTドコモ4.10%、4502武田4.07%、7751キャノン3.98%などは
外人にとっても魅力のある水準ではないかと思います。
(無論今期が好業績だと仮定した場合の話です)
因みに6/21時点の株価収益率は
日経平均16.48倍、Topix13.82倍、ジャスダック16.59倍となっています。
またバイオセクターはこのところリプロセル人気に支えられており
来週は材料出尽くし感が強まることに注意が必要かと思います。
何しろ同セクターは需給相場の典型ですから、今後相場全体が業績相場に移行すれば
一気に崩れることも念頭に置いておくべきでしょう。(単なる老婆心です
)