今日の日本市場は個人の買いが上昇を主導したそうですが
NK225が13000円を上回るとは全く予想外でした。
騰落レシオや株価収益率からみると、かなり売られ過ぎの水準にあったことは確かですが
意識的な売り崩しさえ無ければ(市場が健全であれば)
株価指数は素直にテクニカル指標に反応するということなのでしょう。![]()
また最近の株価急落にも関わらず、安倍政権の支持率が60%台を維持したことも
参院選に向け市場の安心感に繋がったのではないでしょうか。
ただ出来高の少なさから外人の様子見スタンスが窺われるため
13000円台が一日天下で終わらないことを願うばかりです。
因みに今日の上昇でNK225の予想株価収益率は16.10倍となり
PERで見た割安感はやや薄れましたが、TOPIXは13.39倍と低水準のため
外人の売買指標ともいえるTOPIXcore30に注目して置きたいと思います。
ところでFOMCを控え米国市場には楽観論が広がっているという報道もある様ですが
今のところそれを裏付けるかの様にダウ先物が100ドル以上上げています。
今夜のNY市場がこのまま順調に推移すれば
日経平均も早々に13000円台の地固めが出来るかも知れませんが
個人的にはもう暫く様子を見たいと思います。