川崎重工業は、利用されていない非食用の稲わらから低コストでバイオエタノールを製造する技術を確立したそうです。
食用のサトウキビなどを使う技術が普及していますが、食糧不足が問題になる中、非食用の植物を使う技術への期待は大きいでしょう。
今後、南米や東南アジアで売り込みを図り、サトウキビの絞りかすを原料にする技術の開発なども進めるようです。
農林水産省の公募事業で、2008年度から5年間、実証試験を行っており、秋田県潟上市に日産200リットルの能力を持つプラントを建設していたそうです。
従来のように硫酸や酵素を使わず、熱水で稲わらの糖化処理を行う独自技術により、1リットルあたり40円でバイオエタノールが製造できるようになったそうです。
1リットルあたり40円というのは高いか安いかわかりませんが、稲わらからバイオエタノールができるというのはいいですね。
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