プラント大手の日揮が発表した2013年3月期連結決算は、営業利益が前期比4.4%減の641億円だったそうです。
今年1月のアルジェリアのイスラム武装勢力による人質事件で、同国内の工事が中断した影響が大きかったようです。
2014年3月期の連結経常利益は前期比2%増の740億円になる見通しで、2012年3月期(725億円)を上回り、2期ぶりに過去最高を更新するそうです。
営業利益は8%増の695億円、売上高総利益率は13%の見通しで、年間配当は1円増の46.5円とするそうです。
日揮によると、アルジェリアのプラント3か所のうち、事件が起きたイナメナスを含む2か所については、工事が再開できていないそうです。
佐藤副社長は記者会見で、「安全強化について関係者と話し合いをしている段階だ」と述べ、年内の再開は困難との認識を示したようです。
アルジェリアでの今後の新規受注についても、慎重にならざるを得ないとのことです。
早く工事が再開できるといいですね。
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