「アベノミクス」効果で、高級感のある内装を施した百貨店のラグジュアリーフロアが注目されるなど、高額商品の売れ行きが好調な中で、セーラー万年筆が、金箔仕様の万年筆「金麗蒔絵万年筆」を発売したそうです。
同社は「経済の上げ潮ムードを象徴する商品にしたい」として、年間1千本の販売を計画しているそうです。
金箔には、伝統のある金沢箔を使い、絵柄は「花魁(おいらん)」「歌舞伎」「波に富士」「群れ松に鶴」の4種類があるそうです。
価格は8万4千円で、専用の化粧箱にも金箔を張り、記念品や長寿のお祝い品、贈答品向けを想定しているそうです。
少子化による市場の縮小に加え、万年筆を使う人自体が減っており、事業環境は厳しいようですが、高級腕時計と同様に、伝統と信頼に裏付けられた根強いファン層が需要を支えているようです。
国内の万年筆市場に占めるシェアは約25%で2位をキープし、中高級品が同社の得意分野だそうです。
売上高に占める万年筆事業の割合は10%強だそうですが、社名にも残る万年筆は、今も同社の屋台骨となっているようです。
私も去年久しぶりに万年筆を使い始めました。
セーラーの万年筆も候補の一つでしたが、気にいった品は初心者としてはけっこう高めの値段だったので、まずは試しにリーズナブルなものを買ったところです。
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