ストリートアナリストさん、こんばんは
>正当な議論としては緊縮財政して借金返す努力を示すということになるのでしょうが、欧州の例を見ても、緊縮財政によりいっそう景気が冷え込んだ結果、税収減になるという悪循環も見えています。
おっしゃる通り、アベノミクスには確かにリスクもあります。というか、逆にリスクのない政策なんてあるのでしょうかね?
しかし、アベノミクスを批判している人達が、このまま従来通り、金融緩和を抑えながら増税?、構造改革によるデフレ脱出を目指すこと自体も大きな賭けだと捉えていないということが、個人的にはすごく不思議なんですけどね。
うーん、なかなか恐い、リアルな世界ですね。
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バブル崩壊で不良債権処理進行中のドイツや中国の政府債務伸び率が『今』、高くなってるのは当然。
それでもって、日本の政府債務を正当化してる時点でまともな論説でなくなってます。
あと、金融緩和=通貨価値調整ですよ。
私に言わせれば『なんで?』ですね。
政府債務というのは増え続けるもんなんです。あの均衡財政にうるさいドイツですら政府債務は増え続けてますし、そもそも主要国の中で政府債務の額の伸び率というのは、日本は低い方なんです。誰も指摘しませんが。伸び率で言えば中国は断トツですし、ドイツですら日本を上回ってます。
なのになぜ日本の政府債務が問題になるのか?
他国は政府債務増加と一緒に経済成長してGDPも増やしてるから大して問題にならないんです。
日本の本質的な問題は政府債務の絶対額云々ではなく、15年も経済成長してないことなんです。
すなわちデフレです。
それから金融緩和とは財政ファイナンスのことです。これは揺るぎない事実です。
で、僕に言わせれば「だから?」になります。
有識者?の議論は、デフレ的政策を続けて大きい政府を持続することを前提にしている。
デフレ的政策をやめ、民間資金で民間が出来ることをやるようにすれば、経済活性化と、歳出削減が同時に進むので、政府債務は減っていくでしょう。 適正レバレッジに落ちていく。
デフレ的政策で大きく見える通貨価値は目減りしていくでしょうけど、利便性は増し国民生活はより豊かになる。
今のインフレ目標2%も日本経済にとっては抑制的なのです。 しかし、これも早晩手抜き化するでしょうね。
アベノミクスの本質は、大きい政府路線の拡大=増税推進です。
だから、財政出動しまくる。
だから、消費税10%増税実施のための景気浮揚(インフレ目標政策)をする。
景気浮揚で税収増大でも財政悪化状態を維持し、次なる増税(消費税20%)を目指すため、成長政策という建前でばらまきまくる。
、、、、財務官僚のやることは、目的が明確で、手段が合理的なので分かりやすい。 肝心の目的が反国民益(不合理)なのだけが玉にキズです(--;
でも、誤りを改めるにしくはなし。
国民が最高権力者であることは変わらないのだから、3割の国民が賢くなれば、国は変われます(投票率は大抵50%程度)。