キヤノンが円安を追い風に営業利益を4500億円に上方修正

[TAROSSAさん]

キヤノンは、2013年12月期連結決算の業績見通しについて、売上高を従来予想より1700億円多い３兆9800億円（前期比14.4％増）、営業利益を400億円多い4500億円（同39.0％増）にそれぞれ上方修正したそうです。

「アベノミクス」を背景に円安が進んでいることが影響しているようです。

 

従来の想定為替レートは１ドル＝85円、１ユーロ＝115円だったものを、１ドル＝95円、１ユーロ＝125円と円安方向に見直し、最終利益も350億円多い2900億円（同29.1％増）を見込んだそうです。

前期と比べた場合、円安で売上高を4675億円、営業利益を2381億円押し上げるそうです。

 

同時に発表した2013年１～３月期連結決算は、売上高が前年同期比1.5％減の8166億円、営業利益は同33.8％減の547億円となり、中国や欧州の景気低迷で複写機が苦戦し、スマートフォンの普及で小型デジタルカメラの販売が減ったようです。

 

このまま円安が続くと、さらなる上方修正もあるかもしれませんね。

 

7751：3,840円