「ユニクロ」などを展開するファーストリテイリングの柳井会長兼社長は、来年４月に消費増税が実施された場合でも、税込み価格を据え置く方針を示したそうです。
イオンの岡田社長も、増税時の価格転嫁は難しいとの見方を示したそうです。
柳井氏は東京都内で開いた2013年２月中間連結決算発表の席で増税への対応を問われ、「据え置きだと思う」と述べ、本体価格値下げなどで税込み価格を据え置く考えを示したそうです。
イオンの岡田社長も、記者団に「転嫁して顧客が受け入れる見込みはない」と述べ、経営環境悪化に懸念を示したそうです。
一方、小売り大手などが消費税の価格転嫁回避のために納入業者に値下げを強制するような事態を避けるため、政府が「消費税還元セール」と銘打った販売促進を禁止することに関し、柳井氏は「法律で何かすること自体理解できない。それで先進国かな、と思う」と批判し、岡田氏も「くだらない議論だ」と述べたそうです。
消費者にとってはありがたいですね。
ただ、立場の弱い納入業者を泣かせるようなことはしてもらいたくはないですね。
9983：34,550円、 8267：1,330円
