花王が「ヘルシアコーヒー」の発売で特保飲料の第三の核狙う

TAROSSAさん
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花王は、特定保健用食品ブランド「ヘルシア」から、「ヘルシアコーヒー」を4月4日に発売するそうです。

高齢化の進展や健康ニーズの高まりで、特保の清涼飲料市場は堅調に推移し、昨年はコーラの特保飲料が市場をにぎわしており、コーヒーの特保飲料でお茶、コーラに次ぐ特保飲料の第三の核を狙うようです。

 

同社はヘルシア緑茶を発売した2003年からコーヒーポリフェノールの研究に着手しており、これまでのヘルシアシリーズに含まれるカテキンとは異なる「コーヒークロロゲン酸」というポリフェノール成分に着目し、研究開発を続けてきたそうです。

その結果、コーヒークロロゲン酸に脂肪を低減させるメカニズムを世界で初めて発見し、通常の約2.5倍の生豆を使用してクロロゲン酸を2倍とする一方、苦味や雑味の元となる酸化成分を50分の1に低減する独自製法を開発したそうです。

 

ヘルシアコーヒーは、クロロゲン酸270mgを含有し、ヘルシア緑茶などに含まれるカテキン540mgと同等の効果を持つそうです。

肝心の味の面では、効果を高めつつ、スッキリした後味や香りの余韻を楽しめるものに仕上げたそうです。

「無糖ブラック」と「微糖ミルク」の2種類あり、各185g入り149円で、30~40代のビジネスマンをターゲットに、年内に150万ケース(1ケース30本入り)の販売を目指すそうです。

 

花王によると、特保の清涼飲料市場は2012年で約700億円だそうです。

昨年はキリンビバレッジがコーラの特保飲料を発売し、他社も追随して市場を牽引し、2011年に比べ、特保清涼飲料市場は100億円近く拡大したそうです。

 

ヘルシアは2012年で約300億円の売り上げがあり、ヘルシア全体で500億円に向けて、あらゆる施策を取り、同ブランドの新たな柱を構築するとのことです。

 

特保のコーヒーはAGFやダイドーからも発売されているそうですが、特保清涼飲料のトップブランドであるヘルシアコーヒーの発売で、特保のコーヒー市場が活気づく可能性もでてきそうです。

 

これは売れると思います。

既存のコーヒーのブランドもうかうかできないですね。

 

4452:3,065円、 2802:1,380円、 2590:4,415円、

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