3/15(金)読売新聞夕刊にて、
村上春樹氏の4/12発売予定な新刊の題名が発表されていた。
だが、値段はまだない。
「1冊5万円×3冊=15万円+外税」
というイケズで不気味な公式が、頭の中で渦巻いている。
水野麻子氏は、いまだにブログが更新されていない。
1ヶ月くらい更新があくことが最近もあったようなので、
書き込んだコメントに早く返事が来ないか、期待している。
けれど、スナック門のママの話から聴いたのは、
葬儀に参加した神父からの話だというので死者の名前が定かではないのだが、
自殺したのが有名な女性翻訳家、横浜在住、年齢など符合されているので、
もしやと思っている。
しかし、直近のブログ内容からは、そのような気配を感じることはできない。
人違いな可能性だってある。
心配してもきりがないので、
村上春樹訳のレイモンド・チャンドラー作「ロング・グッドバイ」を読み始めた。
彼は、その小説を学生の頃から覚えるくらい読み込んだという。
なるほど、その文体は噂どおり心地よいものだ。
一人称で書かれたその文体、
不思議とオイラには馴染むし、親しみすら覚える。
「あなたの文章って、北方謙三みたいだわ」
マエストロ掲示板で、オイラにそうささやいたのは誰だろう?
北方氏の作品を読んだことはないのだが、
それがどういう意味だったのか、少しわかったような気がする。
けれど、天才翻訳家・水野麻子氏と、魔坂そうならないことを願っている。
村上氏が解説で指摘していた、
「ロング・グッドバイ」にまつわる翻訳上の問題について、語りあってみたいから。