最近WBCにはまってる。選手はもちろんすばらしいんだけど、その他では解説陣が素晴らしいなぁと思う。
出てるメンバーも、古田、工藤、桑田って、そうそうたるメンバーだけど、それぞれが理論的にわかりやすく教えてくれてすごく勉強になる。
特に桑田さんの解説が面白いね。ちゃんと自分のスタンスをはっきりさせて、その中で、メリット、デメリットを述べる。ピッチャーはコース、アウトローの低めが生命線で、剛速球はいらないっていう話が基本となっていて、それがぶれないので、聞いてて心地よかった。だって話を聞いてると、少なくとも桑田さんの野球に対する基本的なスタンスがわかるからね。
こういうのを見ると、どこの馬の骨かわからないで、円安では物価も上がるとか言って不安をあおるマスコミや経済評論家達のアプローチがいかにチープかが際立つね。
ほんとうにエキスパートなら、物価が上がることだけを心配するのではなく、物価の上昇と、全体の企業利益の上昇を差し引きして、トータルでどっちが日本経済にとっていいのかって所から、客観的にそれに対しての自分の意見を述べなければいけないし、まぁそれが、お金をもらってるプロの専門家としてあるべき姿勢なんだよね。
円高が悪いって言ってたのに、円安になると、今度は輸入物価が上昇するって煽る。大企業の給料が上がってくれば、中小企業の給料は上がっていないと言う。
こういうのは、ただの揚げ足とり。全てが、100%上手くいかなければ認めないなんてのは左翼野郎の幻想。そして全てを救済できなければ、たとえ8割の人が助かってもなにもしないってのが、こういう人達がやってしまうことなんだよね。
まぁその代表格が民主党ってことだけどね(苦笑)。