パソコンでTVが視たい一心で購入した64ビットVAIO。
VAIOなんてすぐ壊れるからやめとけと言ったのは、
上大岡にいた元証券マンの喫茶店オーナーだったが、今でも健在だ。
PCデポにいた腕利きと思われる店員から、
32ビットPCとのアプリケーションデータの互換(特にMSのACCESS)に
問題はないと示唆されたのも、購入に動いた大きな動機だった。
ところが・・・。
試しに64ビットPCで記録した互換性ありなエクセルデータを
USBフラッシュメモリに書き込み、職場の32ビットPCで読み込もうとすると
データが何も映らないのだ。
32ビットで記録したデータは映るが、64ビットで記録したデータが映らない。
話が違うということで、件のPCデポ店員に確認すると、
ひょっとしたらアクセス権の設定が影響している可能性があるという。
後日、調査して回答をメールで送るというので待っていたのだが、
1年半以上経過した今でも、メールは来ないのであった。
オイラの会社は、USBフラッシュメモリの使用が禁止されているので、
CDにてデータを移行することになるのだが、
「ファイルアクセス権の問題」というのが頭にこびりついてしまって、
CDの方へ関心がまるで向かなかったんだ。
ここになって、「一太郎2013玄」の郵便物が送られてきたのと、
小説を書いてみたいなどという、どこまで本気かわからない気まぐれが手伝って、
この64ビットデータの32ビットへの移行に再び関心が向いた。
一太郎へ電話して確認すると、
64ビットから32ビットへのデータ移行で問題が出たことはないという。
だから、安心して買ってちょーだいという。
でもエクセルで現実にトラぶっているのだから信用できないと突っぱねても、
大丈夫の一点張りで、なにがどう大丈夫なのか一向に埒が明かないんだ。
で結局、気になったので何となくまっさらなCDを64ビットPCに挿入すると、
「ファイルフォーマットをどーしましょうか?」
などと訊いてきた。
ライブファイルシステムとマスタファイルシステムの2通りのフォーマットがあり、
前者はデータを移行するOSによってバージョンが分かれていると判明したのだ。
例えば、便利なライブファイルシステムの方で、Win2KのPCへデータを移行させる場合、
バージョンを1.5とすると、エクセルだろうがなんだろうがデータ移行ができる。
問題は、「64 or 32ビット」でも、「ファイルアクセス権の設定」でもなくって、
単なる「ファイルフォーマット」の違いなのであった。
(USBフラッシュメモリについては、まだ検証していない)
今度PCデポに行ったら、
1年半ぶりに問題が解決したと報告してあげよう。
何か御褒美をもらえるかもしれない。
嫌だと言っても、無理やりもらってやろう。。
PS:これ、ミステリーのネタに使えないでしょうか、北方謙三先生。
松岡圭祐さんの方が作風に合ってるかな?
どーぞ、書いてちょーだい。ギャラは高いけど(静笑)