よせばいいのに、久しぶりに大先生の日記をのぞいてみた。
大先生はあいかわらず、日本経済について嘆いておられて、円高でも円安でもない辺りが望ましいとおっしゃられていた。
う~ん、しかし円高でも円安でもないレートってなんっすか(汗)?
そんな都合のいいものなんてありますの?
最近気づいたんだけど、もしかしてこういう人達って、何のリスクもない天国みたいな状況にならないと納得しないのかな。これ池田信夫にも言えるんだけど。だから物事に対する細部の欠点にしか目を向けない。
円高より過度の円安のほうが怖いって言ってるけど、過度の円安って何?
円高が70円台になった時に、日本を代表する大手企業がひん死の状態になったのに、そういう事は一切語らないで、まだ起こらない過度の円安を心配する。
少なくともあの円高であれだけ日本経済に損失が出てたんだから、いい訳ないんだよね。そんな事はサルにでもわかる。だってどんどん大手が倒産していくんだからさ(苦笑)。
これは、デフレなのに、インタゲを設定しただけで、ハイパーインフレになるって言っているのと全く同じ思考回路だと思う。
自称? 伝説のトレーダ、藤巻さんもいまだにハイパーインフレになるって言ってるけどね(笑)。
そして、為替が80円から90円近くになっただけで、これだけ日本の株価が復活してるのに、それについても一切触れない。
最後はお決まりの、本物の投資家なら...みたいな話で締めくくられていたけど、
まぁ少なくともこの数年間あんたの言っている通りにしてたら、間違いなく大損してただろうねってことは間違いないね。