久しぶりに株のはなしをしてみるね(汗)。
よくトレードでは損切りが必要だって言われるけど、損切りの本質を語られることが少ないと思ったから、少し自分自身の考えを整理してみたいと思って。
これって意外と盲点だと思うんだよね。だって、人間って自分が理解していないことや納得していない事を、やれって強制されるのって苦痛だからね。だから無理に損切りをしろ!って言われても上手くいかないことが多いんだよね。
それで、短期投資の場合を考えると、これはもう損切りが必要なのはわかりきったことだよね。
だって短期ってのは、タイミングが命だからね、そのリスクヘッジに対しての損切りが必須となる。相場がイケイケの時ほど、本物の短期投資家ってのは稼ぎ時なわけで、まぁもっというと、そもそもタイミングで買ったんだから、そのもくろみがはずれて、一定範囲の損失を超えたら、そこでロスをカットしようねってのが、短期投資家。短期投資ってのは、これ以上でもこれ以下でもない。
短期投資家ってのは相場の流れに乗るってのが最大の特徴だからね。今みたいな相場で稼がなきゃどこで稼ぐんだってことになる。
ただ、これが長期になればなるほど、損切りの必要性ってのはどんどん薄れていくと思うんだよね。だって、長期投資家ってのは、あのバフェットさんも言う通り、会社の一部としてその株を買っているんだからさ。
財務諸表や決算を精査した後に、今のその会社の株価が過小評価されていると思って買う訳だから、一時的な相場の上げ下げで損切りをするというのは理にかなわないと思うんだよね。だから当然、この場合、損切りでのリスクヘッジの度合いは小さくなるし、損切りの幅が大きくなるってこと。
長期投資家ってのは、損切りとは別の方法で、リスクをヘッジしているんだよね。それはその会社の長期的な利益率であったり、配当割合だったり、時間を分けての買い下がりだったりする。
でも逆を言えば、長期派は意外と相場の流れに乗れないことも大きいんだよね。そんなに短期のタイミングを重視していないんだからまぁ仕方ないんだけど、でも長いスパンでみると、儲けているってことかな。
まぁ何にでも一長一短はあるということです。
あと、もしあなた自身のスタイルがまだ長期か短期かすら決まっていないレベルなら、とりあえず損切りでリスクヘッジをした方がいい。だって自分がマーケットで何をしているのかもわからないんだから、損切りでロスをカットするのが一番手っ取り早いでしょってことです(苦笑)。