米ボーイング社の最新鋭旅客機ボーイング787でトラブルが相次ぎましだが、日本航空と、同機を世界で初めて導入した全日本空輸はともに、今後の「購入計画に変更はない」として、今後の主力機として活用する戦略を変えない方針だそうです。
一方で、安全性への懸念から旅行客の搭乗敬遠を心配する声も出始めているようです。
B787の安全性は、両社の今後の経営戦略にとって極めて重要で、日航は、B787を将来的に45機導入し、国際線中型機の主力にするそうです。
66機購入を計画する全日空は、国内線、国際線ともに中型機のほとんどをB787で運用する考えで、世界のエアラインと互角に戦うために不可欠だそうです。
ただ、消費者目線からすれば、トラブルでB787の搭乗を敬遠するケースもあり得るようです。
8日のニューヨーク株式市場で米ボーイング株が下落したのに続き、9日の東京株式市場では日航、全日空とも株価が下落し、トラブルの影響が重くのしかかっているようです。
安全性が確認されるまでは、株価も安定飛行とはいかないかもしれませんね。
9201:3,765円、 9202:182円