村上春樹の文庫本になった「1Q84」を読みながら
テレビでBSを流していたら、
コマーシャルにもしばしば使用されていた曲が流れていた。
そのロック歌手は、
イギリスにて親友だったジョージ・ハリスンの奥さんを横恋慕したという。
そしてその彼女のことを歌にしたらブレイクした、
この曲が生まれたのは1970年だと言っていた。
でもその後も、彼等は親友でいられたという。
また何度もバンドを組み直し、ジプシーのような人であった。
この曲のあと、バンドメンバーの一人は実の母親を殺害して終身刑になった。
その他のメンバーもほとんど他界。
残った一人が、BS特集に出演して当時のことをいろいろ語ってた。
彼のそのヒット曲が2部構成になっていたなんて、知らなかった。
コマーシャルに取り上げられるのは、ほんのさわりに過ぎなかった。
改めて聴き入って、ホントに名曲だとわかった。
http://www.youtube.com/watch?v=fX5USg8_1gA
Eric Clapton 「Layra」
BS番組では、
この曲のイントロギター部分がパクリであったと、
レコーディングに参加した仲間が表明していた。
どこかのジャズシンガーのフレーズ7音を、
超高速にしたのがイントロになったのだという。
また、2部構成の後半も、
リタ・クーリッジ筋(姉さん)のパクリなのだという。
レコーディングにたまたまハチ合わせて、気に入ってそのまんま・・・みたいな。
こうやって改めて聴いてみると、
2部構成の後半途中に、ビリー・ジョエルと似ている部分を何箇所か発見した。
ビリーもちゃっかり一部、拝借しちゃったんじゃないかなw
ある旋律を、超高速にしてみるってアイディアは、これからも利用できそうだw
PS:清水良典氏の書いた「あらゆる小説は模倣である」には、
実はコンピュータを駆使した「楽曲のパクリ方」もいくつか紹介されているんだww
PS2:ちょっと面白いのでブログの書き方も、
たまにはどこかの小説家みたいに書いて笑っちゃうのも、
売り物じゃないんだからありだろう。
夢枕獏は何回かやったから、今度は春樹にして、いつかやってみよう。