思わず、ものすごく大事なエッセンスを知ることができた。
と言っても、彼は古くから有名なので、
すでに知っている人は知ってるのかもしれないけれど。
★「こころの声を聴く ~河合隼雄対談集~」
河合隼雄著 新潮文庫 476円+税 H10.1.1初版 H22.10.10.第十三刷
P.235~P.281「現代の物語とは何か」
内容については、申し訳ないが書きたくないし教えたくないので、
知りたい方はどうぞ書籍を購読していただきたい(笑悪)
このコンセプトは、村上氏がいつでも小説を書こうとしながらも見送ることによって、
長年熟成しながら考案したものであろうが、
初めて知ることになる人には目から鱗ではなかろうか。
小説の書き方に興味があるので、
色々な書籍を読んできたし、
今また手配して入手しようとしているものもあるのだが、
以前に紹介したことのある、
この手の書籍では間違いなく一番オモロイはずな
★「あらゆる小説は模倣である」
清水良典著 幻冬舎新書 800円+税 2012.07.30.第一刷
にも、これは記述されてはいなかった。
清水氏が村上春樹氏に触れたのは、彼の文体についての考察なのであった。
この2冊に描かれている真実は、
創作に携わる人々に多くの手掛かりを与えてくれると思われる。
PS1:実は知らず知らずオイラのブログの書き方も、
部分的には、なんちゃって村上春樹風であったと知ったw
PS2:どこかにいる生意気な誰かさんにも、きっと役に立つことだろう。
特に詩の部分に、村上春樹風の概念エッセンスを入れる。
すると例えばロックアルバムなのに、それはまるでモーツァルトみたいになるだろう。
同時にそれは源氏物語みたいな長編小説にもなっている。短編でもイイけど。
あのビリー・ジョエルさえも、こんなことはしなかったな(静笑)
問題はアルバム全体に渡るテーマだけど、ひとつの趣向としては面白いだろう。
ありそうでなかったと思うが、違うだろうか?
PS3:短編の名手とされる浅田次郎氏は逆に、もっと短くすることに興味があるらしい。
歌の歌詞や、究極は短歌や俳句みたいに。
浅田氏はいつの日か、作詞家にもなるのだろう。