高校生の頃、初めてシャーリー・マクレーンを見たのがこの映画だった。
オードリー・ヘップバーンは既に知っていたのだが、
名前も知らなかったシャーリーの演技には見事に吸い込まれたな。
彼女にとって最大の武器は、眼だと思う。
他の映画でも確認できたが、
あの遠くを見るような、
いやいや霊能者のように相手の背後霊だかオーラでも見ているかのような、
実に不思議な目つきをする女優だ。
当時の同級生にその話をしたら、
映画通だった人から、それはシャーリー・マクレーンだと即答されたっけ。
http://summaars.net/childrenshour.html
このリンク先には、映画のシナリオだけでなく、
とても鋭い批評が深く展開されていた。
同性愛についての映画は、当時たいへんな物議をかもしだしたそうだ。
異性に対するストーカーでも同性愛でもいいのだけど、
相当ヤバい状況になったら、
すぐに精神安定剤の服用をお薦めする。
デパスが一番イイと思う。
ネガティブな感情である怒り・悲しみ・不安などなど、
30分しないうちに和らいでしまう。
初めて飲んだとき、
「なんでもっと早く飲まなかったのか」
とバカバカしく思うほどだ。
今や内科でも処方してくれるし、安い。
薬物が嫌なら、即効性には劣るもののGAVA製品がお勧めだ。
後年になって、彼女がけっこうなムー人間だと知った。
何冊か著作も読んだが、神秘的な親日家で実に面白い。
前世が一休さんの愛人だったといって、墓参したというほどだ。
あちこちのパワースポットを探検する辺りなど、
白州正子女史を思い出させたりもする。