トヨタ自動車とマツダは、マツダのメキシコ新工場でトヨタの北米向け小型車を生産することで合意したそうです。
2013年度に稼働予定のマツダの新工場で、2015年夏ごろからトヨタブランドの車を年5万台程度生産するそうです。
マツダの小型車「デミオ」をベースに生産し、トヨタの販売店で売るそうです。
トヨタは能力増強分の設備投資や開発費の一部を負担し、トヨタは北米における商品ラインアップの強化を、マツダはメキシコ新工場の稼働率向上を狙っているようです。
マツダが建設中のメキシコ新工場の年産能力は14万台で、メキシコ国内のほか北米、ブラジルへの供給拠点とする計画だったのが、通商摩擦の高まりを背景にブラジルへの輸出を断念していたそうです。
トヨタとマツダはこれまでも協業関係があり、2006年からマツダがトヨタの車載情報サービスの活用を始めているほか、2010年にはトヨタがハイブリッド車)「プリウス」の技術をマツダに供与することで合意していたとのことです。
お互いにメリットがありそうですね。