Micky G. Albertさんのブログ

最新一覧へ

« 前へ24件目 / 全173件次へ »
ブログ

『損切以外のリスク管理』質問編 Part 1

 ごぶさたしております。Mickyです。
 先日、ゲームソフトがリリースされ、少し落ち着いた日々がやってきている状況です。
 こちらから日本語で購入できる様になりました。Windowsの方は是非!遊んでみてください!


 先週の雇用統計の前々日に、フレンドの方から質問メールをいただきました。
 これは、以前トレード手法に関して記したことに関するものでした。

 以下、原文のまま。質問の内容、回答に関しては日記に記して問題無いと許可をいただいた上で掲載しております。

>以前教えていただいた以下のスキャル手法で、 
>ロスカットしたあとに仕掛け直しもされていましたか。 
>私が真似をしていた頃は仕掛け直しはしていませんでしたが、 
>今いろいろ反省していると、 
>仕掛け直しをしていれば成功していたのでは・・・と思うようになりました。 

 まず、非常に重要な事は、クロスの時以外絶対にしかけない!ということです。
 特に、クロスの後大きく動き、利食いし、その後さらにその方向に動いたときに再び同じ方角にポジションを取る事の類は絶対に行なわない事が非常に重要です。私は株より為替の方が知識の少ない人でも勝てる可能性がはるかに高いと思っている理由のひとつは、チャンスを逃したと思っても、たいていの場合は毎日動く場面が何度もあるので派手に上昇したのを逃がした後につい買ってしまう、という様な時に『別に明日またやれるしいいや』とか『21:30に指標なんだよねぇ~』という気持ちで居られることが大きいと思うからです。一方、動く場面がいっぱいあるということは誘惑が多いともいえるので気をつけたいところです。

仕掛け直しをしていれば成功していたのでは…

 実は、私もこれで悔しい想いをすることが非常に多いです。
 これに対して私は『このままさらに行く!』と相当に強く思ったとき以外(月に1~2度もないです)は次のクロスを待つことにしています。これは、トレードの基本であるルールを作ってそのルールを守る。というのを実行する為でもあり、また前述した"知識の少ない人でも勝てるFX"の恩恵を受ける為です。
 "知識の少ない人でも勝てる"と言っていますが、私は、以前本屋でよく見かけた『○○円~○千万円に増やした!』という様な本の表紙にあるような事を私はいう気はないです。

"知識が少ない"と"自分で決めたルールを守れない"は全く別物だからです。

 歴史的なトレーダー、リバモア氏も言われる通り、もっとも怖い敵は自分自身だと思っています。

投機家の最大の敵は自分の中にいる。
人間の本性として、人は希望と恐れとは無縁ではいられない。
自分の知る世界に専念せよ。

 なのでまずはこの『ルールを守る』が非常に重要だと思って居ます。

 『でもさっきさぁ、月に1~2度はしかけなおすんだろ?言ってることおかしいじゃん!』とつっこまれそうなのですが、これに関しては明確な理由があります。自分で作ったルールは完璧だとは思ってない事、相場はいつも変化しているので自分で決めたルールに流動性が全く無くて勝てるとは思っていないので『ルールを更新する為』、時に違うことを行なうことがあります。ただし、これを行なうときにはこの記録をとる事、ポジションを取る金額を小さくすることが必須条件になります。私の場合は通常の張り額の10分の1位です。これを小額で行なえるため、1000通貨で取引できるFX会社はスプレッド、スワップポイントの条件が悪くても意味がある場合があります。

 本当に浅く利食いしてしまったときは凄く悔しい!その後ポジションを取りそこから流れが変わって今までの利益を吐き出し含み損になってしまうとさらに悔しい上に時間も無駄、そしてリアルにお金が減っていく…。
 そうならない為にも、是非ルールをしっかり守っていきましょう!

 次回はこの質問への回答の続きと、『でも、利食いした後同じ方向にさらに動いたらくやしいじゃぁぁぁぁぁん』という事への対策について記します。今度は間隔をあけずに次々書きますのでお楽しみに!


6件のコメントがあります
コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。