DRAGON'さんのブログ
日中戦わば…膨大な犠牲で尖閣上陸した後、米軍に敗北＝中国報道
ロシアの軍事専門家によるシミュレーションらしいですが。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0920&f=politics_0920_012.shtml
”新華社系のニュースサイト「新華網」は20日、ロシアの軍事専門家による「中国が軍事的手段により尖閣諸島奪取を図った場合」の戦況シミュレーションを掲載した。中国は膨大な犠牲を出した上で尖閣諸島に上陸できるが、日米安保条約にもとづき出撃した米軍に敗れるという。同記事は、中国新聞社など中国の多メディアも転載した。
まず、ロシア戦略技術分析センターのワシリー・カーシェン高級研究員の見方を掲載した。海上兵力について、数量の面で中国が日本を圧倒しているが、質の面では日本よりはるかに劣っている。
中国側の潜水艦部隊は日本にとって一定の脅威になるが、日本の対潜水艦作戦能力は、極めてすぐれている。「経験、装備、戦術のどれをとっても、米軍より優れている」と認める米国の専門家もいる。中国の潜水艦部隊は訓練の回数も極めて不足している。
ロシア地縁政治学院のカスダンディン・シフコフ第一副院長は、中国の海空軍能力を比較的高く評価した。まず、中国は数量の面で日本を圧倒している。島を奪取する目的があれば、中国は戦闘機400－500機を出動させる。ディーゼル潜水艦は20隻、原子力潜水艦は3隻までを動員できる。大陸から距離があるため、大量のミサイル艦を出動させる可能性もある。
日本が動員できるのは、戦闘機など150機、ディーゼル潜水艦、護衛艦など5－10隻で、兵力は中国の3分の1程度にすぎない。ただし、中国空軍は旧型機が主体で、日本の戦闘機は能力面で決定的に優勢。中国は、早期空中警戒機も不足しており、日本側は制空権を確保できる。数と質の両面を考えれば、日中の戦力は拮抗（きっこう）しているという。
カーシェン高級研究員は、戦闘が発生すれば中国側は攻撃、日本側は防御に回ると指摘。重要なのは、中国は軽型を含めミサイル艦を大量に保有していることで、日本の艦隊に壊滅的打撃を与えることができる。したがって、日本側が中国軍による尖閣諸島上陸を阻止することは難しい。中国軍は日本の海空兵力に打撃を与える一方で、空挺（くうてい）部隊による尖閣上陸を試みることができる。
ただし、「尖閣上陸作戦」を決行するとすれば、中国側は莫大（ばくだい）な犠牲をはらうことになる。シフコフ第一副院長によれば、中国空軍は戦闘機150機程度が撃墜され、日本側は航空機数十機が撃墜されると考えてよい。
その後、米軍が日米安全保障条約にもとづき全面介入すれば、中国軍は撃退されることになる。米国が介入する可能性は極めて高く中国側は軍事行動にでることを控えるとみられる。日本に対しては、経済面での措置に出る可能性が高いという。”
ちなみにアメリカの軍事専門家の予想の方は日米安保による出動が無くても物量的には中国が上だが兵や武器の質と地の利（島に対艦ミサイルランチャーの設置が出来る）を考慮すると最終的には日本優位って言う予想でした。
まぁ日本に軍事的に問題が有るとすれば専守防衛って思想と相手の核でしょうね。
（流石に国際世論を考えると相手も核を使ってこないでしょうが）
専守防衛を墨守し相手の攻撃を待つのか、そうでないかはいざと言う時に大きな違いを生むのでは。
（現状だと相手が宣戦布告して来れば専守防衛なんて馬鹿な事は無いでしょうが、偶発的な戦闘を装われると初手に関しては専守防衛せざる得ない気もしますが…）
それと責任者（内閣総理大臣）がいざと言うとき、ビビらないで開戦命令を出せるかって問題も有りましたか…むしろこっちの方が問題かな？
後、航空機戦は物量より大概は質の問題で、一方の質が著しく落ちる場合、まず質が落ちる方の劣勢は覆されない（何故なら戦闘機による戦闘は幾ら補充が来ても補充が育たないうちに戦闘で補充がほぼ確実に戦死しちゃうから。ベテランとひよこの差はそれだけ大きいのです。だから大概は序盤戦が優勢な方がそのまま押し勝つって寸法だったり）ってのが定説みたいなものでからねぇ…。
幾ら量を集めてもソ連（ロシア）の劣化コピーとオリジナルより性能が良いかもって言われている日本製では中国も簡単に制空権は取れない気がしますが。
まぁつらつらと書きましたが、アメリカやロシアの軍事専門家が言うように負ける可能性の高い戦争に中国は出て来ないでしょう。ただ偶発的な事態まで考えると完全に無い訳ではない。
その辺り考えて日本も準備だけは怠らないようにすべきでしょうね。
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どうもです。
シミュレーションには、日本の左翼マスコミ（反国民益の親中勢力）というファクターが入ってないですね。
それが、侵略されても首相が煮え切らなくなる最大要因になるのです、たぶん。
マスコミ世論＝国民世論という決めつけで逃げを打つかも知れない。
そうすると占拠以降は外交交渉になって居座られる可能性がありますね。
国民の側からマスコミ世論糾弾の声が上がらなければそうなりえます。
日本てｽｸﾗﾝﾌﾞﾙ発進しても､敵機にﾛｯｸｵﾝされてﾐｻｲﾙ攻撃を一度受けないと､こっちから先には撃てないんだって｡だからｽｸﾗﾝﾌﾞﾙ発進する時は僚機一機の撃墜は常に覚悟してないと駄目らしいですよ｡特に冷戦時のｽｸﾗﾝﾌﾞﾙ発進はかなり覚悟してたらしいです｡自衛隊の先守防衛ってｼｽﾃﾑは大変ですよね～｡こんな制約を自国軍に課してるの日本だけですね｡
なので僕が中国なら､島の奪還に軍事力は使わないですね｡延々漁船を大量に送り続けます｡正直５００隻くらいの漁船が一気に押し寄せたら､日本はどう対処するんでしょうね？全員逮捕なんか出来ないでしょう｡かといって先守防衛なので撃沈も出来ない｡
jojuさんへ
おはようございます。コメントの返しが遅くなって申し訳ないです。
確かに左派は入ってませんね。
勝手に世論を作られると確かに面倒くさい事にはなりますか。
もっとも最近は既存のマスコミも力を落としてきたように感じますが…。
（相変わらず年を取った世代（ネットが使えない世代）だけには強い様ですが…）
では、失礼します。
ﾏｰﾘﾝｴﾝｼﾞﾝさんへ
おはようございます。コメントの返しが遅くなってすいません。
確かに冷戦時のスクランブルは、そう言ったものらしいですね。（当時の軍事ネタを扱った子供向け漫画でも、そのせいで死んだ人間が描かれてなんてのも有った気がします）
まぁそれは兎も角、漁船を並べるって言うのはやるでしょうね。
実際、その手で即侵攻してこないのは安保が怖いただそれだけでしょう。
全面戦争になったら勝てないのは中国も分かっているでしょうし。
（中露の核は狙った所に落ちない、特に中国の核は不発や不完全爆発等の予定通り爆発しないものが多いって言われていますから中国の場合核ですら、有る程度の抑止力にしかなって無い気がしますが）
結局日本の一番の防衛力はアメリカ様の威光って事です。
日本を潰したらアメリカ様に報復されるぞと。
その威光が切れるまでに、日本はなんとか普通の国になっておきたいものですね。
では、失礼します。