ヤマハ発動機が台湾GEV社に電動自転車のドライブユニットをOEMで供給するそうです。
(PCサイト)産経MSNより
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120828/biz12082816420014-n1.htm
台湾と言えば、知る人ぞ知る自転車大国
激戦区でもあり、同じブランドでも日本より安くなるケースが多い様です。
(…という訳で、台湾から個人輸入をする猛者もいる様です)
つまり、潜在的にマーケットはある。
しかし、日本の様な価格だと厳しい。
ということで、どの様に売っていくかが課題。
またある国が自転車大国だったとしても、
そこの地形は起伏が少なく、坂道があまりなかったらどうでしょう?
この場合は電気自転車を買うメリットが少ないので、
売り込むには骨が折れそうです
(もちろん、電気自転車を買うメリットは坂道だけじゃないですが、
記事にある通り、欧州で一度撤退しているという事実もあります)
以上を考えると、海外市場に挑戦するには
・需要はあるか?
(電気自転車が必要とされているか?)
・メリットに対して納得してもらえる価格か?
(どんなに素晴らしいものでも、買える価格でないと意味がない)
・ブランドとして認知してもらえるか?
(今回はOEMなので考慮不良)
・ライバルの製品ではなく、自社製品を選んでもらうにはどうしたら良いか?
などなど、色々な課題があり、一つ一つクリアしていく必要がありますね
でも今回はドライブユニットのみのOEM。
以上のことをそんなに気にしなくても良いかもしれません。
数年前、この日記↓で
http://minkabu.jp/blog/show/161058
「部品メーカーに徹するのも面白そうだ」と書きましたが、
ヤマハ発動機はそれも睨んでいるのでしょうか?
注目です