イオンは、現在グループの店舗160店に設置している太陽光パネルを、2015年2月までに130億円を投じて、全店舗の約4割に当たる1690店に拡大し、売電事業に参入するそうです。
発電した電力は、電力会社に販売するそうです。
イオンの現在の発電能力は1.3万KWで、これを2015年2月期までに10万KWに引き上げるそうです。
売電からの収益は同2月期までに約10億円を見込んでおり、全額を電気自動車の充電設備ほか、再生可能エネルギーへの再投資などに充てるそうです。
その後は、新規出店の際に太陽光パネルを取り付けるなどして、発電能力を2021年2月期までに一般家庭4万5千世帯分の電力をまかなえる20万KWに拡大する計画だそうです。
売電参入はイオンが今日発表した「ecoプロジェクト」の一環で、2021年2月期までに、2011年2月期に比べエネルギー使用量を50%削減することなどが目標で、9月1日から開始するそうです。
50%の内訳は空調18%、照明17%、冷蔵ケースなど10%、使用電力のモニター化5%だそうです。
LED電球など、省エネ設備を積極的に導入することで実現するそうです。
小売業による発電としては世界最大級の規模だそうですが、収益となる金額はそれほど大きいものではないんですね。