三重県松阪市に本店がある第三銀行は、伊勢神宮の門前町にある土産物店街「おかげ横丁」に、おみくじ機能のついたATMを新設するそうです。
「毎日が吉日」との考えの伊勢神宮におみくじはない代わり、横丁ではおみくじつき土産が人気を集めており、同行もあやかろうという狙いのようです。
出金や入金などATMを使った後、発行される利用明細票の裏面に、大吉から凶まで6種類の運勢が印刷されるそうです。
こうしたおみくじ機能付きのATMは全国でも珍しいそうです。
全国から年間400万人を超える観光客が訪れるおかげ横丁は、三重の一大観光スポットで、地元銀行の看板を背負う第三銀行は、おみくじ機能つきATMの新設で、観光客の利用ニーズを取り込みたい考えのようです。
そういえば、伊勢神宮にはおみくじがなかったんですね。
他行を利用している観光客もこのATMを使ってみようと思うかもしれませんね。