DRAGON'さんのブログ

最新一覧へ

« 前へ687件目 / 全2649件次へ »
ブログ

中国への投資冷え込み…技術流出、資源乱開発

 まぁ中国を警戒しないといけないのは常識って奴でしょう。

 http://sankei.jp.msn.com/world/news/120710/chn12071014240001-n1.htm

 ”中国への外国企業による直接投資が冷え込み始めている。中国紙、経済参考報が国連貿易開発会議(UNCTAD)の調べとしてこのほど報じたところによると、今年1~5月の外国企業の対中直接投資は前年同期比で2%減少。外資の対中投資はリーマン・ショック後の2009年に落ち込むまで、一貫して右肩上がり。10年以降も増加したが再び減少に転じた。一方、東南アジア向けの投資は急速に増加し、中国からのシフトが鮮明となっている。

 

 UNCTAD統計によると、昨年の外資の対中直接投資は1240億ドル(前年比8%増)と、米国(2269億ドル)に次ぐ世界第二位だった。しかし「今年1~5月は前年同期比で2%の減少に転じている」(●暁寧・UNCTAD投資企業局長)という。

 

 欧州債務危機など世界経済の減速で欧米企業の投資意欲が落ちているうえ、「中国の賃金急上昇をうけて投資先を東南アジア諸国等にシフトする動きが増えた」(アナリスト)ためだ。

 

 中国の過去30年の高度成長は香港、台湾、日米などの企業投資を呼び込み、国内の豊富で安価な労働力や地価を利用して輸出振興に努めたことにあった。

 

 

 しかし、成長にともない中国では賃金、地価が高騰。外資は、よりコストの安い東南アジアへの労働集約産業の移転を加速している。昨年は東南アジア諸国総計で外資による投資が1170億ドル(前年比26%増)に達し、今年は中国を上回る可能性も出てきた。

 

 一方、UNCTADによると昨年の中国企業の外国投資は651億ドルと前年比5%減り、米、日、欧州諸国などに次ぐ9位(前年は6位)に後退した。対外投資が減るのは中国でサーズ(急性呼吸器症候群)がまん延した翌年(03年)以来8年ぶりだ。

 

 対外投資の減少は中国企業に対する諸外国の警戒心が高まっているためとみられる。欧米では中国企業の欧米企業買収による技術流出への懸念が高まっているほか、開発途上国では中国政府系企業の資源乱開発などへの反発が強まっている。”

 まぁ今まで中国の所業は美味しい所は自分だけでしたからね。相手が一方的に自分の損と分かれば、相手もそりゃ逃げるでしょうよ。

 今回の件も中国の自業自得。ただそれだけです。

コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。