オリンパスは、財務の健全性を示す自己資本比率の改善に向け、500億円規模の増資を検討しているそうです。
パナソニックやソニー、富士フイルムホールディングス、テルモなどの提携先候補と第三者割当増資の引き受けを含めた協議を続けているほか、一般投資家から資金を集める公募増資についても「不可能な話ではない」と検討するようです。
オリンパスの自己資本比率は3月末現在で4.6%と低迷しており、為替や訴訟のリスクもあることから、早期に10%に引き上げる必要があり、そのため500億円の増資が必要と判断したようです。
提携先候補については、国内の複数社からラブコールを受けているものの、提携先の選定時期については「できるだけ早く」ということのようです。
一方、元社長のマイケル・ウッドフォード氏との訴訟で12億円を支払うことで和解したことについては、元社長の解任が間違いだったとして和解したのではなく、弁護士費用やブランドに対するダメージなどを総合的に勘案したためとのことです。
いつになったら増資の時期が決まるんでしょうかね。