テレビを見てると、どこかの下品なくされ芸人が、生活保護について語ってた。
「俺たちの頃は若い奴が生活保護を受けるなんてとんでもなかった」ってさ。
あのね... そりゃあんたが若いころはバブルの全盛期で、景気も良かったんだから、よっぽどのバカでない限り、若い奴らが生活保護なんて受けなくても良かったのよ。
それを忘れて何を言ってんのかね。別にあんたらにモラルがあったとかそんなことでもないんだよね。
私たちの頃はって言われる度に、ふざけんなよって思うのは僕だけなのだろうか?
逆にそのバブル時代に浮かれてバカな事をしまくって結果が、たくさんの不良債権を抱え込んでしまったわけだから、本当は恥を知るべきなんだよね。
この頃の奴らは本当にふざけた奴らが多いと思う。その代表が大手銀行だと思うけど。
増税しないと国は破産するって脅す割には、自分達は法人税をずっと払わないで、幹部の年収は一千万って(苦笑)。そんな奴らが昔はモラルがあったって懐かしんでも、全然説得力ないよね。
生活保護なんて本当はろくでもないもので、誰も受けたくない。
若い奴らが生活保護を受ければ確かに生活は出来るかもしれないけど、その見返りとしてまず普通に異性と付き合えなくなる。まともな女だったら、生活保護を受けてる男なんかと付き合おうと思わないでしょ。それは結構辛い事で、たぶんそういう人達は生きてるって感覚がないんじゃないだろうか。
根本的には世代間の問題ではなくて、その時の景気がいかにその世代に影響を与えるかと言うことで、だからこそ政治家の存在が重要になってくるのです。
だからまずは生活保護を厳しく取り締まるとか、手当を増やすとかそんな事に力を入れる前に、そんな事をそもそもさせないように、景気をどうやったら良くできるのかという事を第一に考えるべきなんであって、そういう事を理解している政治家をみんなで選ぶべきなのです。
そういう意味では、今増税を唱えている政治家は経済を全く理解していないという証拠なので、全員政治家としては失格だと思う。
逆を言えば、こういうバカな政治家達が増えて、需要と供給を無視したバカな政策を取れば取るほど、バカで恥を知らない人達をどんどん量産してしまうということです。