「スープ~生まれ変わりの物語」
このタイトルを有する映画が、7/7に全国上映されるというが、
実は、この映画の下敷きが存在するという話。
あー、信じる信じないは、あなた次第だけど。
中国に生まれ変わりの村があって、
12年間に渡って取材した男が、森田健氏。
述べ91名を取材したという。
その証言の多くに共通しているのが、
どうやらこの世に誕生する寸前のあの世で、
「忘却のスープ」なるものを飲まされるのだという。
この忘却のスープを飲むと、それまで生きてきて得た記憶を抹消することができる。
もしも、このスープを飲まなければ、それまでの記憶とともにこの世へ誕生するという。
面白いのが、この取材した人々から得たデータだ。
例えば、あの世での滞在時間。
1年未満だという証言がなんと70%もあるというのだ。
これにはチト疑問を感じる。
あの世にも時間があるのか、
それとも、再生した時間から換算してそういうことを言っているのか不明だが。
それは置いておいて、
オイラだったら、この「忘却のスープ」は飲まないってことだ。
なぜなら前世の記憶をふんだんに抱えて再生した方が、
この世での時間を大いに短縮して、面白いことができそうだから。
例えばイタリアでは、
2歳のころから4ヶ国語を話せる少年がいるのだという。
なんて便利なんだろう。
それに2歳のころから相場の知識を携えていれば、
前世での負けを取り戻せるかもしれない。
あー、でもこれはアダになるかもしれない。
相場なんてものは、GS君のような奴らしか勝てそうもない世界だし。
いやいやそれとも、そういうイカサマの世界だということを認識できておれば、
実は勝機は大きいのかもしれないが。
★「ムー7月号」
91人もの住民が前世の記憶を持っている中国「生まれ変わりの村」
学研 690円+税 P.84~89