三越伊勢丹の夏物セールは低価格依存と一線画し昨年の2週間遅れ

TAROSSAさん
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百貨店最大手の三越伊勢丹ホールディングスは、首都圏の店舗を対象に夏物衣料などのセールを昨年より2週間遅らせ、7月13日に始めるようです。

 

セールは低価格の魅力で来店客の増加が見込めるものの、サイズや色などが限られるため消費者を十分に満足させていないと判断、「後ろ倒し」に踏み切るようです。

値下げで集客を目指す姿勢とは一線を画す狙いもあるようです。

百貨店の夏物セールは、売り上げが落ちる8月のてこ入れ策として始まり、バブル崩壊後の1990年代、より早い時期に買い物客を呼び込む目的で7月初旬の開始が定着したとのことです。

三越伊勢丹の大西洋社長は「時宜にかなう商品を定価で販売する『本来の商売』に戻す」と、セール依存の流れを見直す考えを強調したようです。

同社には、豊富な品ぞろえを求める顧客に応えると同時に、値下げ販売を削減して売り上げの上積みを図る思惑もあるようです。

 

この話を聞いて、がっかりした人も多いのではないでしょうか。

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